さらなる低侵襲性へのチャレンジ

こんにちは、外科の谷田です。当院の金平院長が主催した全国研究会のレポートです。

8月24、25日、残暑厳しい札幌の地において、“Reduced Port Surgery Forum”が開催されました。かっこよい横文字のフォーラム?といった感じですが、内視鏡外科医でなければ、パッと見はよくわかりません。
“Reduced Port Surgery”とは、最近の内視鏡外科手術において最も脚光を集めている手術です。適当な和訳は存在せず、はっきりとした定義も定まっていませんが、大まかに言うと、『従来の内視鏡外科手術の創の数やサイズを減らし、体壁破壊を最小にし、低侵襲性を追求する手術』すなわち『より少なく小さい創で行う、患者の負担をより小さくする手術』ということになります。
このフォーラムの会長を金平永二院長が斗南病院の北城秀司先生とともに務めたのです。(ちなみにふたりは内視鏡外科医の間では2大ラテン男として有名です(笑))。2大ラテン男の主催するフォーラムだけあって、今までの研究会ではみられなかった企画が多数組まれ、中でも動物実験施設でのハンズオンコースやワークショップ、シンポジウムなどでは白熱した討論や実技が繰り広げられました。会場は大盛況で参加者も今までの研究会の記録を大幅に更新しました。
もちろん金平永二院長はハンズオンコースから会長講演まで大車輪の活躍で、我々が会話をする暇もないくらいでした。特に会長講演では、最終プログラムであったにも関わらず、多数の参加者があり、すばらしい講演に絶賛の嵐でした。
谷田と亀井も発表をして、慣れない座長などを務め、微力ながらお手伝いをしました。打ち上げでもたくさんの内視鏡外科医の仲間から賞賛の声あり、我々も誇らしくなり、楽しくお酒も進み、有意義なクロージングでした。
こうして暑い、熱い“Reduced Port Surgery”は大成功のうちに閉幕しました。金平永二院長の大活躍を目の当たりにし、改めてその偉大さを再認識した次第です。

文責 外科 谷田


530人を超える参加者でにぎわった研究会の閉会式。登壇し挨拶をする金平院長を参加者が讃える。

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