月別アーカイブ: 6月 2014

災害医療セミナーに参加して

こんにちは!手術看護科の工藤です。 突然ですが、皆さん!今大きな災害が起こったら、スムーズに対応することができますか?また、何をすればいいかわかりますか? 私は病院の災害対策委員会に所属しています。私が働いている手術室では、手術中に地震が起こったら、あるいは火災が起こったら、というテーマで繰り返し訓練を実施しています。そんな私ですが、実際の災害時にちゃんと動けるか不安があります。 きちんと勉強することで不安を解消したいと考え、今回日本集団災害医学会の災害医療セミナーに参加してきました。 セミナーには看護師以外にも、救急救命士さんなどたくさんの方が参加していました。まず座学を1時間程度行い、災害医療の基礎的な知識や傷病者の重症度を短時間で判断する”トリアージ”の方法を勉強しました。 勉強のあとはトリアージの実地訓練でした。2人1組で行うのですが、ペアを組んだのは初対面の救命士さんで、口数が少なく、第一段階のコミニケーションが図れず・・・「協力性がない」とか、「もっと仲良くしてください!」とインストラクターの方に注意されながらも、なんとか訓練を終えました。 トリアージは本当に難しく、大変でした。しかし大災害時には絶対に必要なことですので、ぜひ当院でも講習会を開けたらいいなと思いました。 私はこの病院のスタッフの皆さんがとっても大好きです!!なので災害時に誰一人悲しむ人が出てほしくありません。災害対策の活動を通して、安全で安心して働ける職場をつくっていけたらいいなと野心を燃やしています。

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災害訓練を開催しました。

こんにちは、副院長の藤岡です。 ご自分では動けない患者さんもいらっしゃる病院は、一般の会社や商業施設とは比較にならないくらい、災害に対する充分な備えが必要です。メディカルトピアでも、災害対策委員会を中心にさまざまな活動をしています。 5月26日に、金平院長をはじめ50名以上の職員が参加して、総合防災訓練を行いました。病棟から出火したとの想定で、消火器や消火栓による初期消火、避難誘導、消防への通報などの訓練を行いました。 今回はあらかじめ細かいシナリオを決めず、スタッフがその場で考えて行動するスタイルで行いましたが、より臨場感が高まり、真剣に取り組めたと思います。 5月29日には、備蓄食を患者さんに提供する方法を確かめる訓練も行いました。アルファ米が意外に美味しくてビックリしました。 いざという時に患者さんをお守りできるよう、これからもさまざまな訓練を行っていきます。

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