初春のお慶びを申し上げます。
昨年は医療事業にとっては非常につらい1年でした。診療報酬の改定が2年ごとに行われるという、公的制度の谷を襲ってきたかのように、物価・人件費高騰に直面したため、全国規模で病院で経営難が発生しました。皆様もご覧になったように、厚労省の報告やニュースで報じられた、全国の72.7%もの一般病院が赤字経営という事実は、国民全員に衝撃を与えました。しかも赤字総額は、国立大学だけみても400億円を超え、全国公立病院では4000億円を超えると予想されており、どちらも過去最悪の数字を更新し続けています。このような流れの中で医療機関の倒産も相次ぎ、特にみなさまの地域医療を支えている中堅規模の病院の倒産が多く報告されました。医療事業は前代未聞の危機に瀕していると言えます。
メディカルトピア草加病院の職員はみな、このような逆風の中でも、信念を変えることはありません。経営の苦しさを乗り越えて、みなさまに安全で安心できる医療をお届けする志を持ち続けています。ひとりひとりの職員が、安全管理や感染管理、法令遵守などを徹底して行い、医療の質向上にチャレンジし続けています。その成果は昨年、数字でも確認できました。単月指標ではありますが、在宅医療支援、健康診断、手術件数、内視鏡検査件数、ベッド稼働、救急車受け入れ件数の6項目で前年を上回ることができました。全職員が一丸となって、知恵を絞り、工夫を凝らして邁進していくこの精神を来年も引き続き持ち続け、さらに良い医療を展開していきたいと念じております。
平素よりみなさまから賜っております、当院へのご声援に心から感謝しております。ありがとうございます。みなさまがご健康でありますように、笑顔で過ごせる1年でありますように心からお祈りしております。
2026年1月1日 元旦
メディカルトピア草加病院 院長 金平永二
