月別アーカイブ: 3月 2014

心を整える場所

はじめまして。医事課の中村と申します。 毎日忙しく働く中で、ふと疲れてしまうときがありませんか。 今回、私自身の心を整える方法についてご紹介します。 それは、お墓参りをすることです。 祖父が亡くなって、お墓を作ったのは小学校4年生のときです。 実家から車で5分くらいの場所にあり、月に1度は必ずお墓参りをしています。実家から出て一人暮らしを始めてから6年経ちますが、今も変わりません。 お墓参りといっても、ネガティブなことが起きたからではありません。何かあったわけでなくても、足を運んでしまいます。 手を合わせて、目を閉じると、心が澄んでいくのがわかります。 そんな感覚に触れたいのか、おじいちゃん・おばあちゃん子だった私は懐かしい気持ちになれるのか、私の心を整えてくれる場所になりました。 お寺というと、お墓というイメージをお持ちでしょうか? しかし、お寺には季節を感じることのできる植物に囲まれています。 春先には梅、今の時期には桜、秋には紅葉など・・・ 自然を感じることができ、心を癒してくれます。 ふと息を抜いて、また頑張ろうと思うことができる この場所をこれからも大切にしたいと思います。             (今回も水谷さんの作品です。)

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看護師として

こんにちは。コンフォートフロア看護師の長島です。 私が看護師になりたいと思ったのは、小学生の頃でした。かわいがってくれていた親戚のおばあちゃんに、「看護師さんがいてくれたら安心だわ」と言われたのがきっかけでした。漠然としたままで、看護学校に入学したように思います。 1年生のときに膝の手術をするために入院しました。手術後痛みとギプスの圧迫感が辛く、夜中に耐えきれずにナースコールを押しました。その時の担当看護師さんの声がけと笑顔に救われ、初めて「こんな看護師さんになりたい」と思いました。 看護師になり9年。産休育休で2年弱のブランクはありますが、この経験はずっと私の看護師としての土台になっています。 子育てと仕事の両立に悩み、くじけることもたくさんあり、自分の思う看護とは何かわからなくなったこともありました。それでも今は子供たちが元気でいてくれて、「仕事頑張ってね」と言ってくれること、そして最近娘が「看護師さんになりたい」と言ってくれたことが支えになっています。 日々看護師として働けるのも家族の協力あってこそなので、周りに感謝して過ごしていこうと思っています。           (当院のカメラ担当、水谷さんの作品です)

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メディカルトピア健康講座で発表しました。

こんにちは。 検査技術科の藤本です。 先日のメディカルトピア健康講座で、同部署の先輩と一緒に血管年齢のお話をさせていただきました。 私たち臨床検査技師は、主に血液などの検体検査や、心電図検査、超音波検査など、名前の通り、”検査”に携わっています。皆さんとお話しする機会の少ない職業ですので、大勢の前でお話しするのはとても緊張しました・・ お話の内容としては、動脈硬化や血管年齢測定(ABI)の検査方法についてでした。多くの方が興味を持たれている分野だけに、少しでも知識を増やして帰っていただくため、下手な発表はできない!と、私も一から勉強しなおしました。 お話をさせていただいた日から、早速、「検査はできますか?」とお問い合わせをいただき、検査に興味を持っていただけた!と、嬉しい限りです。ちなみに、検査は4月開始予定です。 また機会があれば、ぜひ、お話させていただきたいと思います。

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常夏のクアラルンプールから

悪夢のようでした。昨日のできごとです。予想をはるかに超える大きさの直腸腫瘍。器具の不調や手術習慣の違いもありましたが、かなり無理をして引き受けてしまったことが、この試練を生んだと反省しています。7時間のバトルの末、手術を完遂しました。見苦しく泥臭い手術になりました。学会参加者は時間を過ぎても私の手術を見守ってくれました。会場から中継された音声に、拍手の音を聞いたとき、涙が出そうになりました。マレーシア国立大学病院でのライブ手術。一生忘れないと思います。 一夜明けた今日、鉛のような足を引きずって学会会場に行きました。まだ疲労の色を濃く残した私に、多くのひとが駆け寄ってきて握手を求めてくれました。「きみの辛抱強さに感服したよ」「あんな難しい手術をよくやり遂げたね」。そして主治医のアーマッドが私を待ち受けていました。「患者さんは今朝すごく元気だったよ。そしてきみに感謝の意を伝えて欲しいと言っていたよ。」彼と歓喜の握手をしながら、試練が大きければ大きいほど、あとでやってくる喜びも大きいことを感じました。「エイジにやっと笑顔が戻ってよかった」アーマッドも嬉しそうでした。「きみが笑顔になると僕もうれしいよ」という私たちのプリンシプルを思い出しました。 これからさらに二日間、クアラルンプールで講演を行います。世界中どこへ行っても私たちのプリンシプルを忘れずにひとびとと接し続けたいと思います。 2014年3月7日 院長金平 記

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