月別アーカイブ: 9月 2012

やったね Hiro 快挙!

9月15日に開催された日本産婦人科内視鏡学会で、われらが小堀宏之先生(私はHiroと呼んでいます)が、素晴らしい栄誉を獲得しました。ビデオ部門の学会賞です。日本トップクラスの技術を持つHiroが受賞するのはあたりまえといえばあたりまえですけど、期待を裏切らずきちんと受賞するっていうのは結構難しいものです。しかも、ビデオは手術の腕前が、あからさまに出ますから、本物の匠に与えられる賞と言ってもよいでしょう。 受賞内容は、手術軸の意識を明確に打ち出したトレーニングボックスの開発などを盛り込んだものです。Hiroにとって永遠の師匠である故武内先生の教えがあってこそ実現できたものですね。武内先生も喜んでおられるでしょう。私も嬉しい。 Hiro、おめでとう!  金平・記

カテゴリー: 未分類 | コメントをどうぞ

コード・ブルー

こんにちは、プロモーション課の井上です。 みなさんは「コード・ブルー」ということばをご存知ですか? 「コード・ブルー」とは患者さんの容態が急変した際に職員を至急召集する医療現場の隠語です。 メディカルトピアでは、先日抜き打ちでコードブルー研修を実施しました。 研修当日も主催スタッフ若干名以外は誰も何も知らずに通常業務にあたっていました。 8月末の猛暑日のある日。午後2時30分ちょうど、そのときがやってきました。 2階健診センター前で藤岡副院長が突然胸痛を訴え倒れました。 ここからは当日の記録を時系列でお伝えしたいと思います。 14:30:00 患者の容態急変し倒れる 14:30:11 健診センターより医事課へ「コードブルー、健診センター」と内線で連絡 14:30:26 医事課より全館放送「コードブルー、健診センター」発令 14:30:55 発生場所から最寄りの部署である検査技術科職員2名が到着、容態確認 14:31:05 医師、看護師が到着 救急カート、挿管セット、AEDも同時に到着し救命活動開始 14:32:08 研修修了 この時点で、外来、手術室、病棟から医師、看護師、コメディカル、事務員など総勢33名が集合しており、迅速な救命活動により副院長は救われました。 コードブルー研修はわずか2分8秒で無事終了しました。 何が起こっているのか全くわからない緊急事態においても、放送に従い冷静、迅速かつ的確な判断で集まった「仲間たち」。 わたしにはとても心強く頼もしいレスキュー隊に見えました。

カテゴリー: 未分類 | コメントをどうぞ

さらなる低侵襲性へのチャレンジ

こんにちは、外科の谷田です。当院の金平院長が主催した全国研究会のレポートです。 8月24、25日、残暑厳しい札幌の地において、“Reduced Port Surgery Forum”が開催されました。かっこよい横文字のフォーラム?といった感じですが、内視鏡外科医でなければ、パッと見はよくわかりません。 “Reduced Port Surgery”とは、最近の内視鏡外科手術において最も脚光を集めている手術です。適当な和訳は存在せず、はっきりとした定義も定まっていませんが、大まかに言うと、『従来の内視鏡外科手術の創の数やサイズを減らし、体壁破壊を最小にし、低侵襲性を追求する手術』すなわち『より少なく小さい創で行う、患者の負担をより小さくする手術』ということになります。 このフォーラムの会長を金平永二院長が斗南病院の北城秀司先生とともに務めたのです。(ちなみにふたりは内視鏡外科医の間では2大ラテン男として有名です(笑))。2大ラテン男の主催するフォーラムだけあって、今までの研究会ではみられなかった企画が多数組まれ、中でも動物実験施設でのハンズオンコースやワークショップ、シンポジウムなどでは白熱した討論や実技が繰り広げられました。会場は大盛況で参加者も今までの研究会の記録を大幅に更新しました。 もちろん金平永二院長はハンズオンコースから会長講演まで大車輪の活躍で、我々が会話をする暇もないくらいでした。特に会長講演では、最終プログラムであったにも関わらず、多数の参加者があり、すばらしい講演に絶賛の嵐でした。 谷田と亀井も発表をして、慣れない座長などを務め、微力ながらお手伝いをしました。打ち上げでもたくさんの内視鏡外科医の仲間から賞賛の声あり、我々も誇らしくなり、楽しくお酒も進み、有意義なクロージングでした。 こうして暑い、熱い“Reduced Port Surgery”は大成功のうちに閉幕しました。金平永二院長の大活躍を目の当たりにし、改めてその偉大さを再認識した次第です。 文責 外科 谷田 530人を超える参加者でにぎわった研究会の閉会式。登壇し挨拶をする金平院長を参加者が讃える。

カテゴリー: 未分類 | コメントをどうぞ