真夏の永平寺にて

こんにちは、外科の亀井です

今日は、先日福井で行われたreduced port surgery forumという学会について報告したいと思います。この学会では、腹腔鏡下手術の中でも、さらに傷の大きさや数を少なくして患者さんの体の負担を減らそうという最先端の技術が語られました。

このテーマはまさに私たちの病院の外科で日々取り組んでいることであり、今回は外科医師4人で参加しました。金平院長の胃粘膜下腫瘍に関するランチョンセミナーをはじめ、それぞれに胃内手術やヘルニア修復術の報告をして参りました。

学会の後、私たちが向かったのは福井名物ソースかつ丼、ではなく、福井名物笏谷そば、でもなく、山の上にある厳かな禅の修行の場、永平寺でした。樹齢何百年という杉の木に囲まれて、蝉の声をききながら、ときおり涼しい風が通る木造のお堂を歩き、病院に関わる人すべての健康をお祈りしてきました。

そして最後には座禅も行ってきました。薄暗い神聖な畳のお堂の中で静かに自分の呼吸と向き合って、4人とも煩悩が抜けたようです。

(写真は、同行した、沖縄で腹腔鏡下手術をくりひろげる稲嶺進先生によるものです。)

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