月別アーカイブ: 7月 2012

縁の下の力持ち

こんにちは、副院長の藤岡です。 みなさんは「麻酔科医」の存在をご存知でしょうか。よく知らない、という方も多いのではないでしょうか。外科医の華やかな活躍を支える地味な仕事ですが、「縁の下の力持ち」として、なくてはならない存在です。私は高い誇りと喜びをもって毎日この仕事をがんばっています。 麻酔科医は手術中ずっと患者さんのおそばにいて、主にふたつのことを行っています。 ひとつめは、患者さんが苦痛を感じない「麻酔状態」を作り出し、それを手術中ずっと保つことです。私たちはさまざまな薬品や器具を使いこなして、安全かつ速やかに麻酔をスタートします。手術中は持続的に麻酔薬を流していますので、途中で目が覚めたり痛みを感じることはありません。 ふたつめは、手術中の患者さんの安全をお守りすることです。手術中は航空機のコックピットさながら、たくさんのモニター機器を使って患者さんの全身の状態を見守っています。集中力を保ち、少しの異変も見逃さずに、必要があればただちに治療を開始します。この20年で手術の安全性は飛躍的に向上しましたが、その多くをこうしたモニター機器の進歩と麻酔科専門医の存在によっています。 安全性だけでなく、手術後の快適性も劇的に向上しています。手術終了とともにさわやかにお目覚めになった患者さんの「ああ、気持ちよく眠りました。ほんとに手術したんですか」というお言葉に、私たちは深い満足感を覚えます。手術翌日には「全く痛くないわ。すごく楽で助かりました」などと言っていただくこともよくあります。 外科医と麻酔科医だけでなく、看護師、臨床工学技師、薬剤師など多くの職種が協力しあって、質の高い手術が完成します。「手術室のMC(司会者)」として、いつもチーム全体に目を配り、手術を安全かつスムーズに進行させるのも麻酔科医の腕です。そんな楽しい仕事を選んだことに、満足と感謝の日々です。

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マル秘☆体験談

こんにちは、プロモーション課の井上です。 どうしてもメディカルトピアで働きたい!と神戸から上京して数カ月。 職場や環境が変わったストレスか、はたまた連日の暴飲暴食のためか、胃痛と胸やけに苦しむ日々が続きました。しばらくは我慢していたのですが、先日ついに意を決して、人生初の胃カメラをうけることになりました。 まず検査室のロビーで喉の麻酔をします。緊張と恐怖でいっぱいのなか、内視鏡室の看護スタッフたちに優しく励まされながら検査室へ。そこでは内科のT先生が笑顔で迎えてくれました。検査台に横になり、点滴から麻酔のお薬が入ると・・・そこからは何も覚えていません。目が覚めた時には、すでに検査が終了していました。 検査後は、リカバリー室のゆったりとしたリクライニングチェアーでしばらく休息。 「食道も胃もきれいだったよ。」T先生のことばに安心したためか、不思議なことにピタッと症状が治まりました。心と体はやっぱりつながっているんだと実感しました。 はじめての胃カメラはこうして無事に終わりました。メディカルトピアでは麻酔薬を使用した「苦しくない内視鏡検査」をモットーにしていますが、自分自身で実際に体験してその意味がよく分かりました。これなら、どなたにも安心して内視鏡検査を受けていただけると思います。 内視鏡検査は、消化器の病気の早期発見に大変有効な方法です。症状のある方もない方も、ぜひ当院の「苦しくない内視鏡」で、ご自身のお身体のメンテナンスをされることをお勧めします。

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韓国ドラマと私

あれは8年くらい前のこと。 当時勤務していたレディースクリニックの看護婦さん達の間でいつも盛り上がっていた 『冬のソナタ』 同僚にはすでにケーブルTVで韓国ドラマを見ている人まで。 「韓国ドラマなんてどこが面白いの?」 「ロケ地ツアーって何?信じられない!」と思っていた私。 それが、180度変わりました! 『冬ソナ』の一挙放送からハマり、連夜の放送に翌日瞼を腫らしての出勤。 同僚とも話が弾み楽しい毎日。ポラリスのネックレスを買って大喜び。 韓国ドラマを見ているとわかっただけですぐに生まれる連帯感。 友人も増え、話題も増えていいことばかり。 ドラマを見始めて、ワクワクしながらソウルに行くように。 近いから時差もないし、食事・買物楽しいし、ドラマに出てきた場所を見るだけで感動している私。2つの空港(金浦・仁川)には以前のようなニンニク臭もなくアロマの香りすら漂うような清潔さは日本を超えたかも?! 先日も「アッペ」の意味がわかり、ちょっと嬉しくなりました。 韓国のメディカルドラマ「総合病院」で覚えました。やはり『外科医』はドラマの題材に最適のようです。 古くは「ドクターズ」、「外科医ポン・ダルヒ」「カインとアベル」などなど。 術衣姿とマスクで10倍以上素敵!と思うのは私だけでしょうか? 昔は目をそむけていた手術シーンも、今では食事中でも見られるように。 (リアリティあるけど作りものだし!) 病院シーンはいつも受付・ロビー・個室などを興味深く観察して、「この個室料はいくらかしら?」なんて思いながら見ています。(ホントは知りたい) 最近では、ベッドの足元に見事に収まるテーブルに感動しました。 普通は目にも留まらないのでしょうが、すっかり病院スタッフ目線で見てしまいます。 これまでにドラマ100本近く見ていても、「身長180㎝以上の俳優の名前が53人浮かんだ」同期には及ばない私ですが、同じ趣味の方、楽しくお話ししましょうね! ビジターサポート課 松田

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メディカルトピアでちょっとコーヒーでも

こんにちは、副院長の藤岡です。 メディカルトピアはいよいよ11月にグランドオープンを迎えます。旧病院部分が駐車場になり、これに面してきちんとした玄関と広いロビーが姿を現します。現在は仮普請の状態でみなさんにご迷惑をおかけしておりますが、グランドオープン後には、今まで以上に私たちのホスピタリティを感じていただけると思います。 玄関を入ってすぐ右側はオープンカフェです。病院を訪れるみなさんには、煎れたてのコーヒーやエスプレッソを楽しんで頂きます。天気の良い日には、屋外でカフェオレはいかがでしょう。またカフェの隣にはライブラリーコーナーを設けます。ゆったりとしたソファで、読書を楽しんだり、さまざまな健康情報に触れながらくつろいでお過ごしください。このカフェは診察を待つ患者さんやご家族だけでなく、地域のみなさんにもお気軽にお使いいただきたいと思っています。 私たちはメディカルトピアを、”病気になってイヤイヤ行く所”ではなく、”滞在自体を楽しめる居心地の良い空間”にしたいと思っています。カフェだけでなくさまざまなイベントも構想していますので、ぜひメディカルトピアに気軽に遊びに来てください。みなさんとのそんな交流の中で、さまざまな健康情報を発信したり、健康管理のお手伝いをさせていただければ幸いです。 7/14土曜日のメディカルトピア・リクルートフェスタでは、私たちのこういった哲学についてもプレゼンします。この草加の地に、いままでなかったような病院を築いていく。私たちのチャレンジに興味をもってくれるみなさんの参加をお待ちしています。

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「小さな巨人の心意気」

こんにちは「小さな巨人」こと、診療補助課の水谷です。 小さいのか?!大きいのか?!どっち?!と思ったことでしょう。 正解は「体は小さいけれど気持ちは誰よりも強くて大きい」という意味です。 そうです、負けず嫌いなんです。 とりあえずなんでも一生懸命やってみて、失敗して失敗して後悔して、でもまたやってみて・・・この繰り返しです。繰り返していたら最近になってようやく気が付いてきたことがあります。それはなんでもまず経験すること、話すこと、聞くこと、怒られること、そして省みること、自分に訪れるすべての出来事が自分自身の成長につながっているということです! あるドラマのセリフです。 「人は自分の度量でしか物事を測ることができない」というセリフ。 何でもないシーンのセリフでしたが、私はかなり衝撃を受けてしまいました。よくよく考えてみるとなんて当たり前のことを言ってるんだ!と。 背伸びしたってしょうがない、今できること、できるようになったこと、考えられるようになったことをちょっとずつ増やしていけばいいということ、ただの負けず嫌いからちょっとずつでも成長していくために「今をどう生きる?」―――――。これが私の現在の「心意気」です。この心意気はきっと年齢を重ねても変わることはないと思います。 現在私は医師の事務作業をお手伝いする業務に携わっています。時に専門知識が必要とされる業務です。病院のオープンと同時に私の新しい業務、経験がスタートしました。病院の成長に追い付いていけるよう、病院が掲げるホスピタリティ精神に少しでも見合うよう、日々努力しなければなりません。過去のクラーク業務を活かしながら少しでも患者さんのお役に立ちたいと思っていますのでどうぞよろしくお願い致します。

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