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メディカルトピアの内視鏡検査

高橋医師からのメッセージ

患者さんとの信頼関係、地域医療連携に重点を置き、前任の吉田智彦医師が2014年より「くるしくない内視鏡、早期発見と早期治療」を掲げ、日々内視鏡室の発展に尽くされました。私も2019年入職後より共に邁進してまいりました。現在は内視鏡件数も増加を続け、年間7000件を超えるまでになりました。
当院の強みである消化管(食道、胃、大腸)早期がんの発見と、その内視鏡治療については、高い水準の医療を提供できるものと自負しております。
現在は、常勤医師 3名(非常勤 3名)、スタッフは11名で運営しております。
2023年8月より健診新棟が完成し、内視鏡室は3→4室に増えております。
引き続き、「くるしくない内視鏡、早期発見と早期治療」を最重視しながら、検査前説明、検査後のケアについても重点的に取り組んでまいります。
当院では緑内障に罹患されている方につきまして、鎮静剤使用にあたり、「開放型隅角」であることを書面(診療情報提供書もしくは準ずる記載がされたもの)を御提示いただいております。
尚、閉塞隅角型緑内障に罹患されている方につきましては、鎮静剤希望時には同様の効果が期待できる鎮痛剤(ペチジン塩酸塩)を使用して検査を行っておりますのでご安心ください。
どうぞ、皆様お気軽に受けていただき、胃腸の状態を確認してみましょう。
もし病気が見つかった場合には早期治療に結び付けることをお約束いたします。

主な実績(概数)

上部消化管内視鏡検査 14,824件
上部消化管内視鏡治療 833件
内視鏡的粘膜下層剥離術(食道、胃、大腸) 754件
下部消化管内視鏡検査 4,239件
下部消化管内視鏡治療 1,736件
胆膵関連診断・治療(ERCP、EUSなど) 1,016件
日本消化器内科学会指導施設
日本消化管学会胃腸科指導施設
日本消化器病学会関連施設

内視鏡検査とは

消化器内科で行う内視鏡検査は主に胃カメラ、大腸カメラに分けられます。
胃カメラは喉(咽頭)、食道、胃、十二指腸(下行脚)まで、大腸カメラは肛門、直腸、大腸、回腸末端(小腸と大腸のつなぎ目)まで観察する検査です。
現在胃カメラは鼻もしくは口から、大腸カメラは肛門から挿入して観察します。
検査時間は胃カメラが3~5分、大腸カメラが10~20分前後(ポリープ切除個数により前後します)です。
内視鏡検査は辛い、怖いといったイメージを持っている方が多いと思いますが、当院では様々な工夫を重ね、検査時の苦痛を最小限にし、できるだけ気楽に検査を受けていただけるよう心がけております。

経口内視鏡検査についてのご紹介
経鼻内視鏡検査についてのご紹介
大腸内視鏡検査についてのご紹介

内視鏡検査への取り組み

「くるしくない内視鏡」検査のためこころがけていることを下記にご紹介いたします。
鎮静剤を使用しない場合であっても、検査開始前から検査終了まで一人の看護スタッフが一貫して背部からの声掛け、背中をさするなど患者さんの緊張と苦痛緩和する取り組みを行っております。
加えて検査時の麻酔や鎮静剤効果の程度、覚醒までの時間などの記録・確認も十分に行い、次回検査時も不安なく検査を受けていただけるよう徹底しております。
鎮静剤を使用するか迷われている方は、検査当日でも検査方法(経鼻、経口、鎮静剤使用の有無)の変更が可能ですので御安心ください。

鎮静剤を使用します。
鎮静剤を希望される方に対しては、検査直前に鎮静剤の注射をして眠った状態で検査を行います。検査後は安全のため、回復室ベッドで30分~1時間程度お休みいただきます。検査当日帰宅時はご自身での自転車・バイク・自家用車の運転は御遠慮いただいておりますのでご了承ください。
また、80歳を迎えた方で鎮静剤を希望される場合には、治療中の病気によって鎮静剤使用をご遠慮いただく場合があること、また検査後のふらつき、転倒の危険性が高くなることから必ず付き添いの方といらしていただくことが必要になりますのでご了承ください。

回復室

新型の経鼻内視鏡も導入しております。
OLYMPUS社製GIF-1200N(先端部:5.4mm、軟性部:5.8mm)を4本導入しており、従来の経口内視鏡と遜色ない診断能力を確保しております。
二酸化炭素の送気装置を常時使用しております。
通常の内視鏡検査では空気送気のため、検査後腹満感の消失に時間を要しましたが、腸管内送気に二酸化炭素を使用することで、吸収が早く、腹満感の軽減につながります。
当院では中央配管で常時二酸化炭素を供給できるようにしており、胃カメラ検査、大腸カメラ検査・治療時すべてで使用しております。
ジェット送水装置
大腸内視鏡検査では常時ジェット送水装置を使用し、残便による観察不良部位の減少及び、無送気浸水軸保持法挿入(腸管内に気体の代わりに水注入により深部挿入)に利用しております。

内視鏡診断・治療

検査について胃カメラは(月)~(土)の午前(9:00~11:20まで20分刻み)、大腸カメラは(月)~(金)の午後(13:30~15:30まで30分刻み)に行っています。
大腸内視鏡検査女性医担当枠は(月)、(木)、(金)午後です。

また内視鏡技術と機器は日々、目まぐるしく進化しております。微小癌の発見のみならず、巨大病変も内視鏡治療可能となり、また多数病変であっても1回の検査で治療ができる場合も増えてきております。
当院でも最新の内視鏡器具・設備を整備し、無駄のない適切かつ迅速な診断・治療を行う体制を作り上げております。

内視鏡器具
OLYMPUS社製の最新装置(EVIS X-1を2機、EVIS LUCERA ELITEを2機)を揃え、EVIS X-1には4Kモニターを搭載し、診断能の向上に努めております。スコープについては汎用内視鏡の他に、拡大内視鏡3本(GIF-H290Z 2本、PCF-H290ZI 1本)、治療内視鏡3本(GIF-Q260J 2本、PCF-H290TI 1本)を使用しています。
超音波観測装置はEU-ME1を1台、治療用高周波装置はERBE VIO-300D 1台、OLYMPUS ESG-100を2台有しております。
超音波内視鏡の活用
当院の得意分野とする消化管粘膜下腫瘍については細径プローブ(12MHz/20MHz)による精密診断、術前精査を行っております。

尚、当院では胆嚢、胆管、膵臓領域の超音波内視鏡検査を行える器具は完備しておりませんので、必要時にはご紹介させていただきます。
内視鏡治療もお任せください
大腸ポリープにつきましては10mm以下の大腸癌を疑わない病変につきましてはすべて外来で切除しております。通電しない形での切除の場合には、行動、食事内容制限は翌日朝までです。抗血栓薬を内服されている方も1種類までであれば、継続したまま内視鏡治療が可能です。

また、早期食道癌、早期胃癌、早期大腸癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)、直腸NET(G1)に対するESD/ESMR-L(Endoscopic submucosal resection with ligation device)、内視鏡治療後遺残、再発病変、虫垂口近傍病変に対するUnderwater-EMRも積極的に行っております。
閉塞性大腸癌に対する術前大腸ステント留置も行っております。
経験豊富な医師により様々な疾患治療に取り組んでいますので、是非一度ご相談ください。
ご予約は、専用ダイアルで承ります。

048-928-3112

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